過去ログ - 紬・唯『ザボちゃん♪』ザーボン「うむ」 -SS速報VIP

過去ログ - 紬・唯『ザボちゃん♪』ザーボン「うむ」

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631: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 14:56:54.75 ID:EEgNZGgpo
紬「わっ！圏外～……！」

唯「ああぁ……私も……」

二人は動けない私の代わりに、私のスマホも確認してみたが、同じだった。

632: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:00:59.34 ID:EEgNZGgpo
ザーボン「ま、待て待て……
いくら二人居て、ムギお嬢様が……腕力に自信があると言っても、そ、それは無茶だ」

紬「頑張りまっす！」

633: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:02:12.22 ID:EEgNZGgpo
紬「！！！」

唯「ザボちゃんの体が……」

そう。私も先程のベジータと同じように、体が透け始めた。

634: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:03:17.05 ID:EEgNZGgpo
唯「えっ！？
だ、だって……」

ザーボン「実はさっきベジータが消えた事を『知らない』と言った、のは……嘘だ。
こ、これはフリーザ軍での長距離移動の方法でな。

635: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:04:17.07 ID:EEgNZGgpo
ザーボン「そうだ。
フリーザ軍の技術など……二度と使いたくはなかったのだが、
で、電話が繋がらないならこうして病院に行った方が良いと……思ってな」

紬・唯『…………』

636: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:05:40.38 ID:EEgNZGgpo
ザーボン「は、ははは。そんな顔をするな。
宇宙は広いのだ。こう言う技術もあるのだよ」

唯「……ホント？」

637: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:07:23.26 ID:EEgNZGgpo
唯「ホントだよね！？
この後私達の演奏聴いてくれるんだよね！？
ちゃんと……
ちゃんと戻ってきてくれるんだよねっ！？」

638: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:08:03.60 ID:EEgNZGgpo
唯「じゃあなんでそんな泣きそうな顔してるのさ……」

ザーボン「！？」

639: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:09:47.14 ID:EEgNZGgpo
し、しまった！

ザーボン「ふ、ふふふっ、これはすまな……かった。
傷が痛くてな。情けない話、だ」

640: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:11:04.85 ID:EEgNZGgpo
ザーボン「皆の新曲、楽しみだなあ……」

もはや薄れすぎて、自分でも自分の体がよく見えない。

いよいよ時間の猶予が無くなってきたのだ。

641: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2012/07/22(日) 15:12:13.43 ID:EEgNZGgpo
そして視界がぼやけ……

紬「あっ！」

唯「ザボちゃんっ！」

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