過去ログ - もしP3のアイギスがフルメタの相良宗助軍曹っぽかったら
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/08(火) 09:51:28.03 ID:HEO+BsUlo
しかしまたしても問題を起こされては困る。
故にこうしてストレートにアイギスの今後の行動を尋ねるのだ。
アイギスは問われた内容に嘘はつかないというのが唯一の救いだろうか。

とはいえ、いくら言ってもアイギスは自分の考えを信じて疑わない為、
どうせまた面倒事の火消し役になるんだろうなと岳羽は諦念した。

「はい。この文書に記載された文字のインクの成分からどの製品か特定後、
 その製品がどの店舗で売られているのかを調べた後に誰が買ったのかを把握し、犯人の特定を……」

「どんだけ気長な作業する気なのよ!? その間に有里君が体育館裏行くわ!!
 てかどうせそこらにあるようなボールペンでしょ、分かるわけないじゃない!?」

「疑わしきは罰せよ、です。スパイは疑いをかけられた瞬間にスパイとしての価値を失うであります」

スパイ映画でよくある爆破だの人を[ピーーー]だの、そのような目立つ行為をした時点でスパイ失格である。

スパイはスパイであるという事を秘匿し続けなければならない。
だというのに、手紙という形で情報を見せ付けるとはなんと愚かな行為だろうか。

手紙の送り主をひとしきりこき下ろしたところで、岳羽は駄目だこいつ早く何とかしないと、と思った。

しかし岳羽の言葉よりも、有里が言った方が効果的であるというのは明白で、
イライラを隠そうともせず頭をバリバリとかき乱しながら岳羽は有里に視線を送った。


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