過去ログ - もしP3のアイギスがフルメタの相良宗助軍曹っぽかったら
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44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/09(水) 04:19:17.95 ID:ovvVJCfao
さて、話を戻そう。
元々チドリが伊織と知り合ったのは本当に偶然だ。

しかし、彼女が所属するストレガというグループは特別課外活動部とは敵対関係にあるため、
こうして情報を漏らしてしまった伊織から、チドリが情報を引き出そうと試みるのは当然のことである。

「いや……命令したくても出来ねーっつーか、あれ、嘘なんだ……」

「嘘……どうして……? 理解できないわ……」

ええかっこしいの嘘がばれたせいか、伊織はばつの悪そうな表情を浮かべてうなだれた。

対するチドリは騙されたのだと勘違いしてうろたえる。

しかし、伊織もまたチドリに騙されたんだな、としょんぼりしながら口を開いた。

「なあ、一個だけ教えてほしいんだけどさ……ハナから、何もかも芝居だったのか?
 絵とか、腕の怪我とか……はは、そうだよな。あの怪我がすぐに治るわけないもんな……」

「あれは……」

歯がゆいすれ違いが繰り広げられている中、突如として屋上へ向かうための扉が音を立てて開かれた。

「順平!?」

腕を後ろに組まされ縛られているその様は、どうみてもピンチな状態だった。

寮へと戻ってきた一同は、月光館学園の理事長兼特別課外活動部の顧問たる幾月修司に伊織の所在を尋ねたが知らないと答えた為、
何かあったのではと彼の姿を探してこうして屋上までやってきた次第である。


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