過去ログ - もしP3のアイギスがフルメタの相良宗助軍曹っぽかったら
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45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/09(水) 04:20:02.23 ID:ovvVJCfao

「ッ……! もう戻ってきたの……?」

いずれにせよ、今度はチドリがピンチになってしまったといえよう。
屋上にやってきた面々に視線を這わせた後、チドリは懐から拳銃を取り出した。

「おいで、メーディア……」

チドリが手にしたのは拳銃ではなく、
召喚器と呼ばれる銃器の形をしたペルソナを召喚するためのデバイスである。

「……! やめろ、チドリ!!」

自分達以外にもペルソナ使いが居ることに驚きを示す面々だったが、
チドリの背後に居た伊織が隙をついて彼女の手から召喚器を弾き飛ばした。

それを素早く拾い取ったアイギスは、チドリに両手をむけて銃弾発射機構に弾丸を装填させる。

「くっ……動かないで、この男が、どうなっても良いの……!?」

対するチドリは懐からナイフを取り出して伊織の首に歯を向けた。

ここでアイギスがチドリを撃ちぬくのは簡単だが、
それよりも早く伊織ののどが掻き切られてしまう恐れがある。

「まず、武器は捨てて頂戴」

ナイフに軽く力を込めると、伊織の首筋からは血がにじみ出てきていた。

小さいながらも鋭い痛みに思わず伊織は顔をしかめ、
そんな様子に一同はチドリに従わざるを得ないといった様子で召喚器や各々の持つ武器を足元に置く。

そんな中でゴトンゴトンと音を立てながら次々と武装を解除していくアイギスを待つこと1分半。

ようやく武装が解除できた頃には明らかにアイギスの持つ体積よりも武器の方が多かった。


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