15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:46:09.61 ID:ut/rgxS5o
キリカ「……恩人は底なしの面白馬鹿だね。治った瞬間私は恩人を斬り殺すよ」
さやか「そう。じゃぁあたしはここで終わりだね。どの道あたしのソウルジェムはもう…。…そうだ、キリカにあたしの魔女を倒すの、お願いしようかな」
キリカ「……恩人。君は……」
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:47:15.24 ID:ut/rgxS5o
さやか「……ありがとう。一応礼は言っとく」
キリカ「この魔女は君が倒したんだから……ってその理屈も違うんだっけ?正義の味方とは初めて会ったから、接しかたがよくわからないな」
さやか「キリカは何で……ていう質問には一切答える気はないんだよね」
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:48:07.74 ID:ut/rgxS5o
キリカ「うーん……本来ならここまで知られた時点でやっぱり殺すべきなんだけど……不思議だね。気がすすまない」
さやか「……とっとと行ってよ。あたしだって今、相当に揺らいでるんだから」
キリカ「あはは。さやか。次に会った時はしっかり殺させてもらうよ」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:49:01.94 ID:ut/rgxS5o
--織莉子家--
織莉子「あまり心配かけさせないで……」
キリカ「織莉子……ごめん。巴マミどころか、美樹さやかすら殺せなかったよ」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:49:55.45 ID:ut/rgxS5o
キリカ「ねぇ織莉子……君が命じてくれれば、美樹さやかも、巴マミもすぐに殺してあげるよ」
織莉子「大丈夫。美樹さやかがあなたの事を他の人間に話す可能性は限りなく低い。今の貴女に襲撃をかけさせるリスクの方がはるかに高いわ」
キリカ「ねぇ、織莉子。さやかはなんで魔法少女になったんだろう」
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:50:26.35 ID:ut/rgxS5o
--とある建物の屋上--
マミ「美樹さん……今日の戦い方は何?そんな戦い方じゃ、ソウルジェムがもたないわよ。……ソウルジェムの件がショックなのは私にも分かるけど……」
さやか「マミさん……あたしたちは魔女を倒す、ただそれだけしか意味のない石ころなんですよ。……そんなあたしたちが自分たちの心配なんてする必要はない」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:53:53.84 ID:ut/rgxS5o
--織莉子家--
キリカ「Zzz……」クースピー
織莉子「美樹さやか……暁美ほむらと同じ、鹿目まどかの守護者」
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:55:14.82 ID:ut/rgxS5o
--翌朝--
織莉子「……」
キリカ「おっはよー織莉子!……ってどうしたの。くまができてるよ」
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:56:44.79 ID:ut/rgxS5o
キリカ「織莉子。それ、どういう意味?」
織莉子「今日はキリカがリーダー。私に好きな指示を出していいし、好きな事をやっていい」
キリカ「え……!?で、でもそれじゃ、世界の救済は」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:57:21.20 ID:ut/rgxS5o
キリカ「織莉子がいれば充分。その気持ちに嘘はない。でも、美樹さやかが気になっているという気持ちにも……うん。やっぱり嘘はない」
キリカ「……わかった。織莉子にそこまで言わせたんだ。今日は思う存分好きな事をやらせてもらう」
織莉子「……キリカ」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県)[saga]
2012/05/08(火) 18:58:31.23 ID:ut/rgxS5o
織莉子「……以上よ」
キリカ「あ、頭が……」
織莉子「流石に情報量が多すぎたわね……大丈夫?キリカ」
61Res/41.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。