過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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126:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/17(木) 14:40:10.21 ID:6vN6cDjl0
心理定規は心の中で恐怖を感じていた。
侵入が発見される可能性に恐怖しているのではない、この一階層目で開発されている兵器にだ。
あれはとあるレベル5をベースに作られている量産型の軍用兵器だ。
127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/17(木) 14:42:25.51 ID:6vN6cDjl0
その時だった。
心理定規の後ろで誰かの気配が漂う。
杉谷「久しぶり、でもないか」
128:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/17(木) 14:44:50.38 ID:6vN6cDjl0
杉谷「やはり、既にこちらの所在を把握していたか」
心理定規「面白そうなことしているから、遊びに来たわよ」
杉谷「ふん、存分に見学できたか?」
129:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/17(木) 14:46:43.36 ID:6vN6cDjl0
削板「コオオオンジョオオオオウウウウウウ!」
杉谷の言葉は最後まで出なかった。いや、突如天井を突き破った削板の大音量がかき消した。
心理定規の隣に派手に着地した削板の周りに色とりどりの煙がボンと放たれ、周囲へと広がる。
130:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/17(木) 14:48:28.51 ID:6vN6cDjl0
杉谷は部下を置いて一人だけ命綱なしに大穴へと飛び込む。
下へと落下していくなか、杉谷は先に落下している心理定規と目が合う。
心理定規「削板! このまま第三層まで行きなさい!」
131:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/17(木) 14:50:15.77 ID:6vN6cDjl0
削板はそのまま第三層へと落ちていき、第二層の実験場には杉谷と心理定規だけが残る。
第二層の実験場は第一層と同じく白く広いドーム状となっており、唯一の違いは人一人が入れるようなカプセルが数え切れないほどあることか。
心理定規は杉谷を睨み、周りの状況を把握する。
132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/17(木) 14:52:44.68 ID:6vN6cDjl0
その頃、遥か上にあるこの施設の屋上から幾つものロープが投げ入れられた。
そしてそのロープを伝い、重火器を装備した何人もの男達が施設へと侵入する。
猟犬C「あ、あれは、迎電部隊だ!」
133:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/17(木) 14:55:49.64 ID:6vN6cDjl0
今日はここまでです。
読んでくれる方、レスしてくれる方、本当にありがとうございます。
初春の花飾りを取ってやりたいと思う今日このごろ。ではでは
134:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/17(木) 15:47:00.53 ID:ceEWOOcdP
それを とるなんて とんでもない!
135:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/05/17(木) 16:19:19.41 ID:hCePagU0o
本体になんてことを!
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