過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:26:46.14 ID:8rHYgbYP0
衝撃は車の外から襲来し、垣根の放った羽は黒い車をズタズタに引き裂き、派手に横転した車の屋根に穴を穿ち、
そこから転がるように初春が車からはじき出された。

初春「きゃ!」

以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:29:04.52 ID:8rHYgbYP0
すると、空からまたしても接近してくる物体があった、それは……

初春「……冷、蔵庫?」

二枚の大きな翼を携えた冷蔵庫、垣根帝督は初春を一瞥すると鼻を鳴らす。
以下略



179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:32:08.88 ID:8rHYgbYP0
垣根「暗部に落ちたというのならもう見逃してやる理由はないよな!」

狂気を含めた瞳を初春に向ける垣根。

初春「あ、暗部?」
以下略



180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:38:46.87 ID:8rHYgbYP0
削板「初……春、ステファニーの、援、護……を」

削板の必死の守りを目に焼き付け、初春は涙を浮かべてレールガンへの偽造命令プログラムの仕上げをその場で続行する。

垣根「はは! この状況になっても味方の心配か! 人間できてるな削板!」
以下略



181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 16:43:45.64 ID:8rHYgbYP0
ステファニーは左手一本で持った軽機関散弾銃でファイブオーバーとの接近戦を繰り広げていた。

一つだけしか残っていないマガジンを撃たず、銃の先に着いた刃を利用し、剣を振るかのように巨大な敵に立ち向かう。

ファイブオーバーの足元に居続けることにより、レールガンの攻撃を最小限に抑えるが、ファイブオーバーの放つ蹴りの連打を捌くのに必死となる。
以下略



182:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/05/26(土) 17:15:12.46 ID:cmAV+1GDO
ん?


183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:17:30.68 ID:8rHYgbYP0
ちょっと離れてました。再開


184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:18:05.38 ID:8rHYgbYP0
削板「ち、が……う」

垣根「あ?」

石剣に刺され、両側から圧力をかけてくる翼を抑えながらも、削板は垣根を睨む。
以下略



185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:21:07.77 ID:8rHYgbYP0
心理定規は杉谷が放ったミドルキックを後退して回避すると、一気に距離を詰めて左のストレートを放つ。

だが、杉谷はほぼバランスを崩しかけている無理な態勢だというのに、己の体を回転させ、心理定規の左腕を巻き込むかのように両手で絡み取り、
勢いを利用して掴んだ心理定規の左腕を本来曲げてはいけない方向へと曲げた後、彼女を後方へと投げる。

以下略



186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:23:20.66 ID:8rHYgbYP0
逃すわけにはいかない。

そう確信した心理定規は覚悟を決め、動く右手を使ってポケットを探る。

ここに侵入する際に入口で警備兵の服に着替えたが、これだけは持ってきた。
以下略



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