過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
1- 20
183:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:17:30.68 ID:8rHYgbYP0
ちょっと離れてました。再開


184:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:18:05.38 ID:8rHYgbYP0
削板「ち、が……う」

垣根「あ?」

石剣に刺され、両側から圧力をかけてくる翼を抑えながらも、削板は垣根を睨む。
以下略



185:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:21:07.77 ID:8rHYgbYP0
心理定規は杉谷が放ったミドルキックを後退して回避すると、一気に距離を詰めて左のストレートを放つ。

だが、杉谷はほぼバランスを崩しかけている無理な態勢だというのに、己の体を回転させ、心理定規の左腕を巻き込むかのように両手で絡み取り、
勢いを利用して掴んだ心理定規の左腕を本来曲げてはいけない方向へと曲げた後、彼女を後方へと投げる。

以下略



186:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:23:20.66 ID:8rHYgbYP0
逃すわけにはいかない。

そう確信した心理定規は覚悟を決め、動く右手を使ってポケットを探る。

ここに侵入する際に入口で警備兵の服に着替えたが、これだけは持ってきた。
以下略



187:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:26:34.38 ID:8rHYgbYP0
心理定規「えぇ、おかしいかしら?」

杉谷「私利私欲で動く暗部なら、全滅寸前など切り捨てて一人でも逃げる。それとも、今の組織に情でも移って仲間の期待にでも答える気か?」

心理定規「そうね、でも、今の私には戦うことでしか仲間に答える術を持たない。」
以下略



188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:29:14.98 ID:8rHYgbYP0
心理定規(杉谷のナイフへの信頼、距離単位83に強制設定)

念じると能力が発動し、杉谷は振りかざしたナイフを下ろさず、そのままの形で止まる。

杉谷「な……に?」
以下略



189:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:31:54.40 ID:8rHYgbYP0
心理定規は折れていない右手を額にそっと当て、何かを探しているかのように目を左右に泳がせる。

心理定規「第一層に敵が二十三……味方で戦闘可能状態なのがステファニーを含めて残り九……外にいるのは、削板と垣根と……初春さん」

その呟きを聞いた杉谷はまたしても驚く。大幅に強化された心理定規の能力は、遠くにいる者の詳細を感じ取る事ができるようになったらしい。
以下略



190:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:33:46.91 ID:8rHYgbYP0
ファイブオーバーの踏みつけ攻撃を、ステファニーは体を床に転がせてかろうじて回避する。

だが、持っていた軽機関散弾銃が少し遠くへと飛ばされ、小さく舌打ちする。

ステファニー(まずいじゃないですか!)
以下略



191:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:35:18.53 ID:8rHYgbYP0
ステファニー『初春! 今です!』

初春の耳にかけていた無線から、ステファニーの合図が漏れる。

垣根「何をする気だ?」
以下略



192:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/26(土) 17:38:27.38 ID:8rHYgbYP0
青い閃光が第一層の実験場を横切る。

残存する迎電部隊が業火の如く弾を撃つレールガンを必死に抑える。

だが、衝撃はあまりにも強く、実際にレールガンを支えられたのは五秒ほどだ。
以下略



353Res/262.27 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice