過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 17:44:12.87 ID:DIuXVX8d0
雲川は一体どこからこの作戦全体を眺めていたのか、作戦が完了すると同時に待機させていた迎電部隊に直接指示を送って
心理定規やステファニー達潜入部隊および奇襲部隊を実験場から回収した。

今回の作戦で負傷者を多く出したスクールは、病院の一角全体を貸し切ったらしい雲川の計らいにより早急に治療を受けることができた。

一番軽傷だったのは初春で、軽い手当で済んだが、ほかのスクールの主要メンバーはそうはいかなかった。

ステファニーは出血が酷く、肩がちぎれ取れんがかりに傷口も大きかったこともあり、輸血をした後もしばらくは安静するよう言い渡された。

心理定規は左腕の損傷は学園都市が開発した最先端技術により短期間の内に完全回復すると断言されたが、体晶による後遺症が未だ把握しきれないらしい。

そして一番危険な状況に陥っているのが削板だった。

胴体部分を大きく斜めに切られた傷と、腹部を石剣で貫かれた傷が深く、集中治療室に運ばれたが、未だ意識は戻らない状態だ。

迎電部隊にも重傷者は多数見受けられ、このままでは死者も出るであろうと思われたが、幸い、否、奇跡的にも病院に運ばれた者の中で一人も命を落す者はいなかった。

それもこれも、名も知れないカエル顔をした医者の腕による物だと、心理定規は後に雲川から知らされる。


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