過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/28(月) 18:30:09.75 ID:DIuXVX8d0
一週間後、無事に退院したスクールのメンバーは全員貝積の屋敷へと訪れていた。
初春が打ち上げの場所を探すのを困っていたところ、貝積が快く会場を提供してくれた。
屋敷はどこか潮岸の屋敷と似ており、広いホールにテーブルが幾つも並べられている。
さらに、天井からぶら下げられてるシャンデリアが雰囲気を醸し出す。
屋敷には既に心理定規、ステファニー、削板、初春、そして迎電部隊全員が揃っていた。雲川と貝積も少し遠くで飲み物を飲んでいる。
数々の食べ物や飲み物がテーブルに置かれ、スクールの構成員全員が思い思いにそれを食べる。
ステファニー「いやぁ、まさか本当に全員来るとは思わなかったじゃないですか」
初春「し、正直私もびっくりしてます」
心理定規「良くやったわね削板。戦闘以外で貴方が役に立つなんて嬉しい誤算よ」
車椅子に座る削板が自信たっぷりに胸を逸らす。
削板「まぁな! 野郎共を連れてくる方法なんざいくらでもあるからな! 現に今回だって……あ、いや、なんでも」
突然口を閉ざす削板に首を傾げる一同だが、削板は誤魔化すためか食べ物を取りにどこかへ行ってしまう。
初春「なんだったんでしょう?」
ステファニー「怪しいじゃないですか」
迎電部隊の隊員達と話しを始める削板をステファニーはジト目で睨む。
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