過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 17:53:17.04 ID:nhlMcgYI0
初春「私は……ジャッジメントと言っても、結局レベル1であまり実践ではお役に立てません。それでも、学園都市のために私なんかが必要であると
いうのであれば、私は喜んでどんなことでも手伝いたいんです、だからこの部隊にもお手伝いさせてもらおうと決めたんです」
初春は口調こそ弱々しかったが、瞳には決意の炎が現れていた。
純粋な心で学園都市のために力を尽くそうとしているその少女の決意は、心理定規にとっては眩しすぎた。
今まで闇と共に生き続けた心理定規では到底抱くことのできない考えであり、だからこそ初春の純情に心惹かれ
このチームに引き入れたのだろうと改めて理解する。
初春の思いに心理定規が答える。
心理定規「もし、貴方が正義だと信じている者が、ただ私利私欲のために動いている悪だとしたら……どうする?」
その言葉に初春は一瞬だけ警戒心を現わにする。
だが、己の心の中で浮かび上がった正直な言葉を心理定規に伝えるため、初春はまっすぐ心理定規を見る。
初春「裁くのではなく、正します。悪事を働くことでしか手に入らない物なんてないと、教えてあげたいんです」
初春の率直な言葉が心理定規の心を貫き、一瞬だけ表情を揺らがせる。
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