過去ログ - 心理定規「スクールは私が建て直す」
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272:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/11(月) 19:51:11.72 ID:p8ddoTvw0
後ろで瓦礫の山となり果てたトンネルの一部が不自然に飛び上がる。
その瓦礫の一角が空中で大きく孤を描き、心理定規の真上へと迫る。
心理定規「く!」
急いで避けようと身を起こすが、さきほど負傷した右足から鋭い痛みが走り、心理定規の動きを鈍らせる。
間に合わない!
瓦礫に押しつぶされる覚悟をしたその時だった。
心理定規を守るかのように人影が飛び込み、白銀の一閃が瓦礫を走る。
落ちてきた瓦礫は真っ二つにされ、心理定規の左右へと落ちる。
心理定規の目の前に現れたのは、同じ金色の髪をひるがえし、己の背丈と同じかそれ以上の大きさの銃を携えていた少女だった。
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