過去ログ - 巴 マミの聖杯羨愡/せいはいせんそう
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/12(土) 01:09:36.94 ID:bRbcGrSDO

「………セイバーさん………」

「はい?なんでしょうか………?」


「私はその運命から逃れられない……
受け入れるしかないのよね………?」

「………はい。
……非常に申し上げにくいのですが………」



……………もぉ………

どうなってもいい………




「……………分かったわ。」

「……マスター。
今の言葉、我が主として、この聖杯戦争を生き抜く事を決意したと受け取ってよいのですね?」


「セイバーさん。あなた……いちいち表現が重苦しいわ………」



その時の私の顔は、何故か明るい笑顔になっていた


「今日から、あなたは私のパートナーなのでしょ?
もう少し親しみのある喋りの方が、お互い気が楽になるわよ?」


そう言って、口元がクスッと緩んだ


私は………
どうして笑っていられるのだろうか………?



「………マスター……
……失礼致しました。従者として、無礼がないようにと気を遣っていました。」


「もぉ!まだそんな堅苦しい喋り方をするの!?
私の事をマスターなんて呼ばないで。
私の名前、マミって呼んでちょうだい。」


「え?………」


セイバーさんが若干戸惑った
しかし、気持ちを切り替えた様子で……


「………マミ。」


力強く声を張った。


「はい。セイバーさん。」


それに対して、私はにっこりと笑顔を返した




………………

私は……どうして笑っているの………?

こんな状況で……


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