過去ログ - 巴 マミの聖杯羨愡/せいはいせんそう
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/06/02(土) 21:56:08.82 ID:xiR0AXADO
「はい。今こうしている間でも、私の中にマミの魔力が流れています。」

「………そうなの?私には実感がわかないのだけれど……」

「そうですね。今はまだ私も魔力を乱用してはいませんので。
しかし、例えば私のこの服装は魔力で作った身を守る為の戦闘服。この状態をこれ以上続ければ、マミの魔力を無駄に消耗する事になります。」


「………それって、いけない事なの?」


「はい。さすがにマミの魔力にも限界はありますし、あまりに魔力を消耗し過ぎるとマミの身体にも影響がでるでしょう。
それに、魔力を使っての鎧を使用しては、他のサーヴァントに魔力を嗅ぎ付けられる可能性もあります。

つまり、私はそろそろこの鎧を解除しようと考えています。」


「……解除?つまり、鎧を脱ぐって事なの?」

「はい。そういう事ですね。正確には戦闘状態を解除するので、今着ている服はすべて消えます。」

「え!?それじゃあ、裸になるわよ!?あなた、替えの服は?」

「………持ち合わせていません。できれば、マミにお借りしたかったのですが……」

「そ、そんな……」



私の服に使えるのはないし……
セイバーさんの身体に合うサイズなんか……


「………ごめんなさい。今の私には……」

「…………分かりました。」


セイバーさんは静かに言った


「え?どうするの?」

「……これ以上、マミの魔力を浪費するワケにもいかないので………解除します。」

「え!?でも……」



セイバーさんがそう言うと、セイバーさんの身にまとっている服が輝き出した

白い光は薄くなっていき、やがて消えていった

そして、今までセイバーさんの身体を覆っていた衣服は消え去っていた


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