過去ログ - P「エージェント菊地真?」真「はいっ!!」
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◆6sOGwos0tc
[saga]
2012/05/13(日) 13:54:03.81 ID:N4daxMoP0
「どうやら黒井の差し金らしい。アイツはいつも嫌がらせがしたいのか助けてくれるのかよく分からなくてな。
断る事も出来たのだが、先日送られてきた履歴書を見てティンとキタので話を聞いてみる事にしたのだよ」
そう言って、高木社長は俺に一枚の履歴書を差し出した。俺はその履歴書を受け取るとさっと目を通す。
「菊地真……?もしかしてあの『菊地』ですかっ!?こんな純粋培養された警察一族なんて入れたら泥沼化しますよっ!!」
俺も一応諜報部員の端くれだ。廃業同然ではあるが、業界の動向・知識だけなら常にチェックし続けている。
「ほう。やはりキミは詳しいね。しかし菊地の一族も、彼女の父親の代で一度断絶しているのだ。キミも知っているだろう?
元F1レーサーの菊地真一だ。彼女は彼の娘だよ。そしてレーサーを引退した彼が、再び警察官に再就職したという話を
知る者は少ない。業界では菊地家は途絶えたというのが定説だよ」
「はあ……、確かに俺もこの話を聞くまでは菊地の一族がまた警察に舞い戻ったとは思いませんでしたが……。でも
知ってる人は知っているのでしょう?本当に大丈夫なのですか?」
「うむ。そこでキミの出番というわけだ。キミには彼女のサポートを行って欲しい。今回の6家に関わるこの任務は、
鎮静化するまでありとあらゆる危険と困難が想定される。こう言っては悪いが、キミも彼女も諜報部員としては半人前
だ。だから2人で力を合わせて、この問題を解決して欲しい。話に聞くと、彼女は空手で県大会優勝の実績を持っている
そうだ。頭脳労働専門のキミと良いコンビになれると思うよ」
確かに俺は徒手格闘は得意ではない。民間の諜報部など、それこそ公安に情報提供をするのが専門であって厄介事に
巻き込まれる前に逃げるのが鉄則だ。それに確かに今回の6家に関わるこの任務、俺一人では荷が重すぎる。協力者は
多いにこした事は無い。
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