過去ログ - P「エージェント菊地真?」真「はいっ!!」
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285:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:47:07.09 ID:J+3K2cVO0


「あんたがどうしてそんな歌を歌えるのかは知らないわ。でもそれがあんたの本気なんじゃないの?事実、あんたが今まで
 その超音波を出した時はライブは必ず成功したわ。悔しいけど私だって感動しちゃったもん。あんたはどうしてか滅多に
 その歌声を使わないけど。でも私だって負けるつもりは無い。アイドルは歌だけじゃないもの。あんたみたいな歌は
以下略



286:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:47:41.51 ID:J+3K2cVO0


「あんたが765プロを辞めてどこに行こうが関係ないわ。でもあんたが歌い続ける限り、私はあんたに勝つまでどこまでも
 追いかけてやるんだから。勝ち逃げなんて許さないわよ。超音波だろうが何だろうが、全部やっつけてやるんだからっ!!」

以下略



287:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:48:18.49 ID:J+3K2cVO0


―――――でもね伊織、千早には本気で歌えない『理由』があるんだよ。


以下略



288:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:48:52.57 ID:J+3K2cVO0


「伊織、千早は本気を出さないんじゃない。『出せない』んだよ」

「………どういう事?」
以下略



289:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:49:27.97 ID:J+3K2cVO0


「『鳥籠特訓』って言ってね。如月家に代々伝わる拷問に近い発声練習で千早はこの特殊な歌声を手に入れたんだ。でも
 それはかなり無茶な方法みたいで、練習中に命を落とした人もいたらしい。そしてそれを乗り越えた後も………」

以下略



290:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:49:54.91 ID:J+3K2cVO0


「何よ………、一体どういうことなのよ………」

「千早ちゃん………」
以下略



291:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:50:43.67 ID:J+3K2cVO0


***


以下略



292:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:51:34.45 ID:J+3K2cVO0


「基礎が終わると、今度は例の如月家に代々受け継がれてきた歌唱法を特訓することになったの。それがさっき真が言った
 『鳥籠特訓』よ……」

以下略



293:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:52:14.50 ID:J+3K2cVO0


「小学校には通わせてもらえたけど、家に帰ればひたすら鳥籠特訓。最初はそれが嫌で何度か逃げた事もあったわ。
 でもそのうち監視の人がついて、強制的に家に連れ戻されるようになったの。そして罰として次の日は学校に行かせて
 もらえなくなってしまう。それはもっと辛かったから、まっすぐ家に帰って鳥籠に入るようになったの」
以下略



294:1 ◆6sOGwos0tc[saga]
2012/05/27(日) 12:52:51.37 ID:J+3K2cVO0

ちょっとご飯食べてきます。



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