過去ログ - 「赤い魔法使いたちの話」
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[sage]
2012/05/15(火) 01:35:31.95 ID:RB+3zDE9o
乙!


25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[sage]
2012/05/19(土) 14:42:23.54 ID:NbmL5xHx0
しえん


26:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/05/20(日) 10:58:15.39 ID:VED6Ugt70
赤色同盟の魔法は血によって伝えられる――

赤色同盟の魔法使いの血液は絶命時に魔翌力魂として圧縮される。
それは新たな赤色の魔法使いを生み出すための糧となる。
赤色の魔法使いになる者はその魔翌力魂を身体に宿すために、魔翌力魂の大きさに応じて自身の血液を抜く必要がある。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/20(日) 11:01:07.79 ID:zfUsf4q4o
きたのね


28:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/05/20(日) 11:18:03.97 ID:VED6Ugt70
「ただいまー」
御藤とロロはたくさんの紙袋を手に持ち『いつもの場所』に戻ってきた。

木造の小屋。
家具は向かい合うソファーとその間のテーブルのみ。
以下略



29:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/05/20(日) 11:42:41.52 ID:VED6Ugt70
「あ、任務失敗組だ。ぷぷぷ」
留守番係は本を読むのは止め、帰ってきた二人を見てへらへらと意地悪な笑みを浮かべた。
「口悪い人はご飯なしね」
御藤は意地悪な口調でそう言いながら、紙袋をテーブルに置いた。
「勘弁してくださいあの本当に」
以下略



30:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/05/20(日) 11:58:45.58 ID:VED6Ugt70
帰ってきた二人は恩切の座っている向かい側のソファーに座った。
「他のみんなはー?」
御藤はテーブルの紙袋を漁りつつ、恩切に問いかけた。
「でっかい人は生科研で定期検診、ギザ歯ちゃんはネトゲのイベントでズル休み、他は聖密の勧誘員潰しに行ってる」
「はあくー」
以下略



31:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/05/20(日) 12:18:05.87 ID:VED6Ugt70
「赤ずきんちゃん、出来の悪いパートナーと組んで大変ねー」
「出来が悪くてわるうございましたね」
御藤はハンバーガーを食べながら恩切を軽く睨む。
「違うのオンキリ、いつもわたしが悪いの」
ロロはフードで顔を覆いながら訂正する。
以下略



32:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/05/20(日) 12:34:06.26 ID:VED6Ugt70
「ロロ、身内と居る時は『眼』隠さなくても良いんだよ」
御藤はハンバーガーを食べ終え、遅れてロロに抱きつく。
「ミトーまで、ぐぅ……」
「これが『慈愛の魔眼』に強要された愛だとしても幸せだから構わないよ」
「私たちには人を愛する機会が余りにも少なすぎるからね」


33:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/05/20(日) 12:45:38.29 ID:VED6Ugt70
慈愛の魔眼。
男女問わず所有者に対して愛情を向けさせる眼である。
敵であろうと戦意を大幅に削ぎ、下級の魔法使いであれば眼を合わせるだけで
生きる目的を喪失させてしまう程の力がある。


34:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/05/20(日) 12:55:48.23 ID:VED6Ugt70
「み、みんな帰ってきちゃうよ、はーなーれーてっ!」
ロロは二人を離す。
「最速で帰ってくるでっかい人の帰還は明日の正午です、コート脱いでくる」
「私はこのままでいいや」
御藤は再度ロロに抱きつく。
以下略



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