61:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/08/13(月) 01:05:47.51 ID:s6qgvfl20
本日の21時に投下させていただきます。
62:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/13(月) 01:38:30.13 ID:YUnAbG5/o
はあく
63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(福岡県)
2012/08/13(月) 14:57:52.61 ID:bAeSvVkx0
わーう
64:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/08/13(月) 21:08:06.78 ID:s6qgvfl20
寂れたコーヒーショップ。
赤パーカーの少女ロロと黒マントの男フレアはそこで人を待っていた。
出口から一番遠い4人掛け席が待ち合わせの場所だった。
二人は手前側に座りコーヒーを飲みながら呼び出しの手紙に目を通していた。
「マシュマロ浮いてるココアがよかったなー」
65:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/08/13(月) 21:37:33.23 ID:s6qgvfl20
「約束の時間は午後2時、ずいぶん待たせてくれる」
テーブルに置かれた時計は3時を指そうとしていた。
「来た事ないお店を待ち合わせ場所に選んじゃって迷ってるパターンかなー」
「あるいは我々を滅ぼすための魔法をどこかで唱えているか」
フレアは冗談めいた笑いをこぼす。
66:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/08/13(月) 22:00:02.79 ID:s6qgvfl20
「これはこれは初めまして、道中大変だったでしょう」
フレアは柔らかい物言いでやって来た青い魔法使いに挨拶し
向かいの席に座るように促した。
青い魔法使いは申し訳なさそうにちょこんと席についた。
店員はすぐに注文を尋ねに来たが彼女は後で頼むという旨を伝えた。
67:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/08/13(月) 22:23:23.31 ID:s6qgvfl20
「これは失礼した。我の名はフレア、隣に居る小さいのはロロといいます」
「小さくないー」
「!」
青い魔法使いは名を聞き肩をビクっとさせる。
「聞くんじゃなかったかも……でも話し合いを互いのことを知らずに
68:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/08/13(月) 22:47:13.58 ID:s6qgvfl20
「聖密の神は『一目』『二舌』『三首』『四足』『五口』『六腕』『七翼』という7つの姿を持っています。
姿により司っている教え、魔法の分野が違い、偶像位はそれぞれの分野の習得を助けるためのものとして設けられています。」
メイアは少し顔を上げて話した。
「なるほど、ところであなたはどの分野を――」
フレアは尋ねた。
69:えげつない ◆Pa6bj1r2jY[sage]
2012/08/13(月) 22:49:14.94 ID:s6qgvfl20
今日はここまでになります。
また近い内に投下させていただきます。
ありがとうございました。
70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/14(火) 03:10:05.22 ID:x2pfd4J4o
乙乙
単眼とはニッチなところを
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