17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:20:26.31 ID:xgkb/hFfo
唯「あ、線の上はセーフだよね」
梓「まあ」
そっと線に触れた。
うねった線をゆっくとなぞった。
わたしの左手の右から数えて二番目の指は線上を何度も往復して真っ黒になった。
その間、わたしは空っぽについて考えていた。
あずにゃんとわたしの隙間、風船の中、そしてあの街もみんな空っぽだった。
唯「あーあ、あーあ、あーあ。」
梓「どうしたんですかいきなり」
唯「空っぽだから声が響くんだ」
この街ともさよならだね。
わたしも強くなったかな。
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