過去ログ - 唯「天使だった日曜日」
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20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:26:07.65 ID:xgkb/hFfo

梓「それ自体はいい思い出なんですけどね」

唯「あれれ、なんでさ?」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:27:18.29 ID:xgkb/hFfo

商店街の前では、白い服を着た少女が募金を呼びかけていた。
わたしはその子たちが胸につけたマークをいつかのCMで知っていた。
わたしは彼女たちの1人に近づいていって、380円(自販機でジュースを買ったお釣り)を箱の中に入れた。
わたしの目の前の女の子が満面の笑みを浮かべて、ありがとーございます言ったから、わたしもつい笑顔がこぼれてしまった。
以下略



22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:28:26.37 ID:xgkb/hFfo

わたしはあずにゃんのほっぺを軽くつねった。

梓「ふぁありましたふぁありました。何ですか?」

以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:29:44.78 ID:xgkb/hFfo

梓「じゃあ、どんなふうに悲しめばいいんですか」

唯「えー。こうやって煙草ふかしながら『世界終わればいいのにな』って」

以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:30:36.09 ID:xgkb/hFfo

梓「どうです?」

唯「でもあずにゃんが寂しいんじゃない?」

以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:31:34.34 ID:xgkb/hFfo

一日中遊んだあとで家に帰った。
夜になった。
わたしはあずにゃんに尋ねた。

以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:32:38.44 ID:xgkb/hFfo


午前9時20分。
日曜日。
天気予報は晴れ。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:33:08.38 ID:xgkb/hFfo

あずにゃんはコーヒーを飲んだ。

唯「甘い?」

以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:33:45.36 ID:xgkb/hFfo

星が綺麗ですね。
外に出てすぐあずにゃんが言った。

唯「わざと言ってるでしょー」
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:35:31.58 ID:xgkb/hFfo

人口夜。
星のカーテンの下にわたしはいたんだ。文字どおり。
大きなとびっきり大きな、街くらいあるプラネタリウム。
だからいつだって夜なんだ。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/13(日) 23:36:18.32 ID:xgkb/hFfo

その後、あずにゃんと商店街を回って遊んだ。
服屋をひやかしたり、ゲームセンターのスロットマシーンを回したり、空き地の猫を観察したりした。
生活感。
ねえ、もっとたくさんのことを知っていればよかったのにね。
以下略



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