37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/14(月) 08:02:18.21 ID:6hMy2CDIo
うむ
38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:15:54.72 ID:NGRuD7KFo
唯「あずにゃんのため宗教って、意味のあずにゃんだよ」
梓「そんなものなくてもわたしは大丈夫ですよ」
39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:17:00.92 ID:NGRuD7KFo
唯「じゃあなんでこんなとこにひとりでいたのさ?」
梓「あつれきが」
40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:18:10.32 ID:NGRuD7KFo
ちなみにこの話はあずにゃん教の経典が完成した暁には、そこに載ることになるだろう。
この他にもでっちあげの神話が30個ほど収録される予定。
例えば、ポップコーンを食べる怪物の話だとか、雲からできた人間の話だとか。その他いろいろ。
そのすべてはわたしがあずにゃんに話聴かせてあげたものだ。
41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:18:42.09 ID:NGRuD7KFo
※
目が覚めたら、映画館にいた。
真っ暗だった。
42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:19:11.48 ID:NGRuD7KFo
わたしはスクリーンの方に目をやった。
話の筋はまったくわからなかったが、戦争映画を見てたんだったと思いだした。
スクリーンの光が眩しくて目が痛かった。
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:20:02.00 ID:NGRuD7KFo
唯「なんでこんなに人気が無いんだろうね?」
梓「何回も同じ映画をやってますから。もうずうっと」
44:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:20:29.47 ID:NGRuD7KFo
唯「あ、そういやわたしのポップコーンは?」
梓「知らないですよ」
45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:21:00.94 ID:NGRuD7KFo
わたしはポップルについて考えてみた。
それはたぶん、あずにゃんの左手くらいの大きさで、鳥のような形をしてて、映画館の天井にこうもりみたいに逆さまにくっついて、猫風の黄色い目を細めながらまぬけな客がいないかを監視しているんだ。
そんなふうに考えてたら愉快な気分になって、ポップコーンのことをつい許しそうになった。
46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:21:39.46 ID:NGRuD7KFo
わたしは退屈になって隣の椅子の背を何となしに倒していた。
がらんどうの箱のなかでは乾いた音がよく響いた。
あずにゃんが迷惑そうな顔でこっちを見た。
わたしは舌を出してやった。
47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(空)[saga sage]
2012/05/14(月) 17:22:08.01 ID:NGRuD7KFo
梓「……はあ」
唯「ほら、はやく」
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