過去ログ - ほむら「魔女が妖精になった世界で……」
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39:[saga sage]
2012/05/27(日) 00:10:39.58 ID:qpHTxjVDO

慌てて逃げようとするエリーだったが、時既に遅く。用意
されていた左手に胴を掴まれ、敢えなく捕まってしまった。

「残念でした。じゃ、さっさとステルスとか切りな。とり
あえず、ここの人達に謝るんだよ。後で社長さんにもね」

「うぅ〜」

すっかり元気が無くなり、謝る気も見えないエリーに、社員達
にも見えやすいように左手を突き出し、低い声で脅しをかける。

「謝らないなら……握り潰すよ?(まぁ、やらないけどね)」

妖精の見た目可愛らしさもあってか、物騒な脅しに社員達の顔が引きつる。

「っ!!?ら、落書きしてごめんなさい!!」

そんな脅しを真に受け、正に必死の勢いで頭を下げるエリー。
そりゃそうだろう。命が掛かっていると思い込んでいるのだから。

その謝罪を、そして自分がここに来た理由を認めて
もらえるかどうか、魔法少女は社員達に問う。

「どうです?納得して頂けました?」

その問いに、社員達は顔を見合わせあうと。
まだ若干引きつった表情のまま答えを返す。

「あ、あぁ。納得したよ。な。みんなもしただろ?」

「おう。したした(汗」

「い、いたずらとも言えない様な事でしたし」アセアセ

「気合いの入った謝り方だったしな!(まぁ…どう見ても脅しの影響だったけど…)」

と、少女の先程の雰囲気に押され気味にだが、社員達には謝罪は受け入れられた。


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