2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/16(水) 16:32:35.53 ID:H6g2DcHC0
世界は滅びようとしていた。
強大すぎる舞台装置の魔女"ワルプルギスの夜"
その圧倒的な力の前に、彼女の・・・彼女たちの力はあまりにも無力だった。
ほむら「っく、もう時間を止められない・・・なんで、どうして勝てないの!?やっと、やっとみんなで一緒に戦えたというのに・・・!!」
戦っている魔法少女は4人、暁美ほむら、佐倉杏子、巴マミ、美樹さやか・・・
時間遡航者であるほむらは、無限に近い繰り返した時の中でようやく
すべての強力な仲間とともに戦う機会に巡り会えた。
すべてはまどかを守るため、まどかに絡まった因果の和を断ち切るため・・・
しかし、遅すぎたのだ。因果の糸はまどかのみならずワルプルギスの夜にも絡まりその存在を強くしていたのだ。
さやか「・・・そろそろ、潮時かな」
額から血を流しながら、さやかが立ち上がった。
そのソウルジェムは黒く染まり、もう回復する魔翌力も気力も残ってはいない。
ほむら「さやか・・・だめっ!!!あなたが逝ってしまったら・・・!!!」
さやか「まどかが悲しむって?ほんと転校生はまどかの事ばっかりなんだから・・・でも、そんな転校生を認めることができた、そこまで進歩できただけでもあたしにゃ合格点でしょ」
イタズラっぽく笑いながらさやかはほむらにむけて親指を立てる、そしてワルプルギスの夜に向けて振り返ると一気に飛び上がった。
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