過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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106:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/24(木) 21:13:10.64 ID:+VJVaTs+o
それだけではない。

この部屋全体が、真っ赤な液体で覆われていた。
辺りに漂う臭いから、それが血であることがすぐに分かった。


「あーあ、どうすんだよこれ、一般人に見つかっちまってよ。
 しかもよりによって風紀委員かよ、めんどくせえ。
 ったく、お前らクズはクズらしく、とっととぶち殺されてりゃいいってのに、
 無駄に抵抗してくるからこうなるんじゃねえか。」

少女は俺の姿を見て、さも面倒そうにぼやいていた。


床には、いくつもの物体が転がっていた。

それは、人間の死体だった。

あちこちのパーツが欠損してはいたが、断面からはみ出る臓物はまだ新しく、
それらの死体が先程まで生きていたことをうかがわせた。


「おいおい、一体どうなっていやがる……!!!」

俺は声と表情こそ冷静を装ったが、
実際は凄惨極まりない光景と咽返る様な死臭に、今にも嘔吐しそうであった。


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