過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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138:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/25(金) 22:20:54.36 ID:YaJKQ5lmo
「垣根帝督だ。まどろっこしいことは好きじゃねえから、単刀直入に聞く。俺に何の用だ?」

『焦ることは無い。物事には順序というものがある。』

アレイスターは、幼子を諭すように語り掛けてきた。

「御託はいい。とっとと答えろ。」

俺は苛立ち紛れに吐き捨てた。
俺としては、こんな得体の知れない野郎との会話など、速やかに切り上げたかった。


『ふむ。まあいいだろう。ではまず君の作り出す物質についてだが、あれについて分かったことがある。』

「何だ?」

『あれは、「本来この世界に存在しない物質」だ。
それゆえこの世界の物理法則には従わないし、
既存の物質も干渉を受けると、同様に異界の物理法則に従って振舞う。
博士は「未元物質」と表現していたが、なかなか云い得て妙だ。
君の能力は、「未元物質を作り出し、操作する」ものといっていい。』

「そいつはまた、常識の通用しねえ能力だな。」

本能では理解できていても、実際に言葉にされると、なんとも信じがたい話だ。

しかし、そんな科学ともオカルトともつかない代物まで「科学」として取り扱っちまうとは、
学園都市の科学力は、本当に恐ろしい。


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