過去ログ - 垣根「言ってるだろう、俺に常識は通用しねえって」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:31:47.11 ID:zFxr7JLpo
>>1です。
ワクテカされて俺歓喜。

では今日の分を投下していくぜ。


27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:34:34.18 ID:zFxr7JLpo
翌日の朝。

俺は、昨日会った少女のことをぼんやりと考えていた。


以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:35:30.45 ID:zFxr7JLpo
「あいつ、また無茶をしていじめられちゃいねえだろうな……?」

ふと、そんなことを考えた。
そうなると、もうそれが気にかかって仕方がなかった。

以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:40:13.34 ID:zFxr7JLpo
「皆さん、席に着いてください。」

そんなことを考えているうちに、担任が教室に入ってきた。
それまで騒がしかった教室が、すぐに静かになる。

以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:41:50.64 ID:zFxr7JLpo
空が夕焼け色に染まり始めたころ、俺は一人で下校していた。


あの後、俺は朝の会でそのまま魔女裁判にかけられた。
俺はなすすべも無く有罪を言い渡され、教室の掃除を一人でやらされることになった。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:42:44.73 ID:zFxr7JLpo
程なくして、俺は昨日の公園に着いた。

公園を見渡すと、遊んでいる子供の姿は見えなかった。
皆既に帰ってしまったのだろう。
気付けば時刻は、午後5時を過ぎようとしていた。
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:45:37.61 ID:zFxr7JLpo
飾利は俺の姿には気付いていないのか、一人で夕焼け空を呆然と眺めていた。
俺は無言で飾利の側に歩み寄る。
やがて向こうも気付いたらしく、こちらに向かって手を振り始めた。


以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 21:51:11.54 ID:zFxr7JLpo
「全く、来るかどうかも分からねえ相手をこんな遅くまで待ちやがって……
 俺が来なかったらどうするつもりだったんだ?」

まさか来るまで待っているつもりじゃなかっただろうな。
こんな時間にわざわざ来ちまう俺も俺だが。
以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 22:01:27.76 ID:zFxr7JLpo
「それで帝督、今日は何をして遊びますか?」

「アホ。今何時だと思ってる。ガキはおうちに帰る時間だ。」


以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 22:04:04.00 ID:zFxr7JLpo
「え、ホントですか!?」

先程までの不満げな面から一転、飾利は嬉しそうな顔をした。
どうやらこれなら納得してくれそうだ。

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(秋田県)[sage]
2012/05/17(木) 22:05:03.58 ID:zFxr7JLpo
「じゃあ、私はもう帰ります。また明日会いましょう!」

飾利がベンチから立ち上がり、出口に向かって歩こうとした。


以下略



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