90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/06/24(日) 01:19:20.72 ID:CwipJOLTo
千曳「それともう一つ、もしその話が本当で、死者がわかったとして君はどうするつもりなんだね」
その質問をされることはわかっていた、返事も決まっている
91:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/06/24(日) 01:22:02.77 ID:CwipJOLTo
千曳先生はふう、とため息をつき、少しうつむいて喋り出す
千曳「綾野くんは焦り過ぎだ、あの子が亡くなってから……その気持ちはわかるがね……もう少し落ち着いて考えなさい」
92:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/06/24(日) 01:28:10.19 ID:CwipJOLTo
綾野「さっきの話だって……誰が[ピーーー]って二人しかこの話を知らないんだから私がやるしかないじゃないですか
それとも先生がやってくれるんですか?」
93:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[saga]
2012/06/24(日) 01:30:13.19 ID:CwipJOLTo
またsagaミス
綾野「さっきの話だって……誰が殺すって二人しかこの話を知らないんだから私がやるしかないじゃないですか
94:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[saga]
2012/06/24(日) 01:38:33.65 ID:CwipJOLTo
下校時刻の鐘が鳴る
落ち着いて考えると、申し訳ないことをした
先生に怒ったって、何の解決にもならないじゃないか
95:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)[saga]
2012/06/24(日) 01:41:11.84 ID:CwipJOLTo
綾野「ちょっと言い過ぎた……というか、ごめんなさい」
先生は首を振る
96:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/06/24(日) 01:44:47.21 ID:CwipJOLTo
綾野「ありがとうございます、じゃあ早速一緒に名簿を見て考えましょう」
千曳「ああ、いいよぉ」
97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/06/24(日) 01:47:28.77 ID:CwipJOLTo
綾野「でも……勅使河原さんはどうしてMDのことを思い出せたんでしょうか?」
千曳「ふむ……やはりこれも私の推測だが何らかの精神的ショックによる記憶の混乱、
98:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/06/24(日) 01:49:29.58 ID:CwipJOLTo
千曳「さて、話を戻そうか、勅使河原くんの発言が全て真実であるとして、何故二十人でなく二十二人なのかという疑問が残る」
綾野「あ、それ私も気になってました、なんで三人も減ったんだろう?」
99:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(富山県)
2012/06/24(日) 01:53:44.32 ID:CwipJOLTo
この線が引かれた人の中から、また新しい死者として蘇るかもしれないのか……
理不尽な現象は死後の安息すら与えてはくれない
綾野「この中に死者……98年度の三年三組のメンバーがいるんですよね」
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