過去ログ - 真、まことの剣豪
1- 20
101:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 23:12:30.29 ID:cmlmztc50

同時に、入口から二人が入ってくる。

それを見て、真之丞は叫んだ。
「千早太!」

背後の階段から、降りてくる気配は無い。

と、三人目が、入口前の道に立った。

三対一ともなると余程の腕の差がないと生き残るのは難しい。

万事休す、と思いきや、その男は敵ではなかった。

「千早太!

おまえ、どこから?」

「ああ、呼ばれたからな、二階からおりた」
にこと笑う。

「まったく、頼もしい友人を持ったものだ……一人は任せた」

外に千早太、内に真之丞の構図。

「さて、真ほどではないが、某も相当の使い手。

どこからでもかかってくるが良い」

ふざけやがる、と相手は思っただろう。

「調子にの」男は、乗るな、と言いたかったに違いない。

しかしその前に、跳びかかった千早太の剣のもと、一刀両断にされた。

話し上手は聞き上手。剣よりも口の達者な千早太であった。

呼吸をはかる、その妙なることよ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
338Res/186.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice