113:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 23:45:09.03 ID:cmlmztc50
七
「助かったわ、ありがとう」
いおりが、恥ずかしそうに礼をした。
「なに、某と、真がおれば百人力よ」
「女の人がいたような気がしたけど?」
「そんな者はおらなんだ」
真之丞が言う。
あずさはことが終わるとやよいを連れてすぐに帰っている。
「ふうん、またなんかあったら、
もうないと思うけど、お願いね」
「承知」
と、威勢の良い千早太。
「今日はここで寝ていって良いわ、
明日の朝帰りなさいよ」
ずいぶんと気に入られたらしい。二人はそう思った。
「さて、寝るかな」
真之丞と、それから千早太が、同時に言った。
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