過去ログ - 真、まことの剣豪
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165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/16(土) 21:59:21.30 ID:iK2FkONM0

「も少し、静かにな」

それを分かってか笑いながら言ってはくれるが、
恥ずかしさに顔が熱くなった。

隣の娘もくすくすとしている。

きっと視線をやる。

部屋の中で少しでも変な動きをしたらこれをひと撃ちしてやると、
腰帯に触れながら座る。

「や、双海屋の!」

書きものの手を止め、こちらを向いた途端に千早太が叫ぶ。

「如月さま、まいどどうも」

正直、二人が何を話しているか分からなかった。

みきは混乱を隠せずに言う。
「千早太さま、これは一体、どういう……」

「某が良く行く双海屋の娘だ」

「はあ、団子屋の?」

使いに出されることは多くあったが、その店は行ったことがなかった。



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