216:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/23(土) 21:49:04.16 ID:l9ykQD6T0
「千早太と、みきに任せる」
「それが良い」
「千早太様……」
みきが今いる所より奥の、
河原の終わりに目をやりながら彼の袖を引いて言う。
「あの男女、風体が例の一件の二人ではないでしょうか」
「どれ、私が訊いてこようか」
「真は下がっておれ」
「冗談だ」
やはり疲れているのか、
しまらない顔の真之丞を留めて、千早太は話を聞きに行く。
「もし、昨夜、廓抜けをした者を探しておってな。
何か知っていることがあれば教えて欲しい」
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