過去ログ - 真、まことの剣豪
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232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋)[saga]
2012/07/08(日) 20:44:26.74 ID:cPfXjMUz0

「どうした、先程から黙って」

「ん、なんでもない」

今は刀問屋に向かっているところだ。

日頃から手入れは欠かさないが、さすがに刀身の欠けや傷が目立つようになってきた。

放っておくと、曲がりや、折れの元となるので危険なのである。

「長船か?長船か?」
歩きながら、千早太が茶化してくる。

「銘などどうでも良い。

高価でなくとも」

「ふむ」

「しっかりとした作りならばそれで」

「が、著名な剣を提げていれば、それだけで気分の良いものだ」

「それについて異論はない」



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