90:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 22:07:29.78 ID:cmlmztc50
三
「黙れ痴れ者め。ああ、まだひりひりと痛む」
「黙れと言われて素直に従うとでも思うか」
千早太が、いたずらっぽく笑いながら言った。
「まあ聞け、水瀬家の娘の護衛の仕事を頼まれた」
「そうか、精進せい」
「真、おまえも来るのだ」
「その仕事を頼まれたのは私ではない」
「廻船問屋のご息女で、四条院家とも縁があるとか……」
真之丞をちらと見ながら言う。
「仕方がないな」
「よし、決まりだな。
では早速出るとするか」
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