80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/02(土) 20:20:09.68 ID:cWUNTV/Do
 そうかーでも楽しみや 
81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:18:21.27 ID:cmlmztc50
  
 第四章 窮、救にして 
82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:21:39.69 ID:cmlmztc50
  
 一 
  
 「で、結局、ひどくお叱りを受けたようだな」 
 千早太が口を開く。 
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:27:48.46 ID:cmlmztc50
  
 活気あふれる道場でのことである。 
  
 二人は門弟に稽古をつけたりすることもあるのだ。 
  
84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:32:04.46 ID:cmlmztc50
  
 外を見やると、庭でやよいが重なり厚くなった木の葉を掃いている。 
  
 よく働く子だと、あずさも話していた。 
  
85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:39:37.36 ID:cmlmztc50
  
 それにしても得心ゆかぬのは今朝のこと。 
  
 月夜屋敷から帰って自室に行き、 
 物入れに隠した巾着を確認したところ中身がいやに軽い。 
86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:43:51.75 ID:cmlmztc50
  
 「おはよう、真之丞」 
  
 「おはようございます、母上、時に一つ」と、ここから続きがあったのだが……。 
  
87:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:48:41.96 ID:cmlmztc50
  
 「このようなものは、上手く使えば傷も歪みもしないのです。 
  
 母がそれを見せてやりましょう」 
  
88:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:53:17.40 ID:cmlmztc50
  
 「いやあ、某もあずさ殿に、 
 したたかに打ち込まれてみたいものだ」 
  
 「黙れ痴れ者め。 
89:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/06/02(土) 21:59:17.53 ID:cmlmztc50
  
 二 
  
 「いやよ、 
 なんでこのあたしがあんたなんかの妻にならなくちゃいけないの?」 
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