過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/25(金) 01:18:34.22 ID:Txyt+5iX0
―――鍛冶屋 工房




騎士「まさか、二週間まるまる待たされるとは思わなかったぞ」

鍛冶屋「それだけ大変だったんだよ」

騎士「貴様、顔色が悪いぞ?」

鍛冶屋「ああ、寝不足だ、ね・ぶ・そ・く。」

騎士「睡眠はしっかりとらないと、体を壊すぞ」

鍛冶屋「俺だって無茶苦茶な注文を受けなければ毎晩ぐっすり寝てるよ」

騎士「経営管理がなっていないのではないか?」

鍛冶屋「あんたの剣が原因だよ!」

騎士「ふむ、それはすまない」

鍛冶屋「・・・・・・もう少し位、申し訳ないって感じに顔のパーツは動かないのか?」

騎士「ん? 何故だ?」

鍛冶屋「ああ、もういいや。 ほら、ご注文のあんたの剣だ。 何にも言われてなかったから、好きなように作ったぜ」

騎士「ほぉ、大剣か。 悪くない」

鍛冶屋「聞いた限りの力なら、あんたは普通のロングソードみたいに軽々と扱えるんじゃないか?」

騎士「そうだな。 私にとっては、ナイフと同じようなものだ」

鍛冶屋「(それはそれでどうなんだ・・・・・・?)」

鍛冶屋「店の裏で試しに振ってきたらどうだ? 手頃な木とか岩なら結構あるぞ」

騎士「あぁ。 そう、させてもらおう」

鍛冶屋「・・・・・・お前、緊張してないか?」

騎士「そ、そんなことはない! さあ、行こう」



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