過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[saga]
2012/05/25(金) 00:18:50.22 ID:Txyt+5iX0
騎士「私もだ。 だから普段は常に何本もの剣を携帯している」

鍛冶屋「はぁ〜。 大変だな〜」

騎士「だが、それにもいい加減なんとかしないといけないと思ってな。 そこでだ。 森の奥に住む良い腕の鍛冶屋がいると聞いてここまでやってきたのだ。 聞けば、そこで売っている品物は、決して折れず、曲がらず、孫の代まで使っても刃こぼれ一つしないというではないか」

鍛冶屋「孫の代までっていうのは言い過ぎだと思うが、そういった評判はありがたいな」

騎士「これはもう、私の剣を作るのはそこの鍛冶屋しかいない! そう思ったのだ!」

鍛冶屋「そりゃあ、あんたみたいな美人に言われりゃ光栄だね」

騎士「だろう!? だから、私のために剣を作ってくれ!」

鍛冶屋「いやだ」

騎士「おい!」

鍛冶屋「あんたの話は分かった。 そうとう苦労しているんだろう。 けど、俺は作らない」

騎士「何か、理由でもあるのか?」

鍛冶屋「それをあんたに言う必要があるのか?」

騎士「少なくとも、私が納得するかもしれん」

鍛冶屋「強情な騎士様だ」

騎士「許せ。 それが私だ」



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