過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」
1- 20
43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/05/26(土) 02:06:17.76 ID:YtfmjzCH0


―――砦

   
―――鍛冶屋は案内された通りに砦を周り、改めて自分に出来る事は無いということを思い知った。


鍛冶屋「まさか、本当にすることがないとはな」

兵士「だから言ったんですよ」

兵士長「まぁ、兵達にも給料分は働かせてやらないと、あんたみたいに引け目を感じてしまう者が多いってこった」

鍛冶屋「真面目だなぁ」

兵士「では最後に案内するのは・・・・・・」

鍛冶屋「・・・・・・ん?」

兵士長「どうした鍛冶屋?」

鍛冶屋「いや、そこの通路の先、今光らなかったか?」

兵士「どうでしょうか。 私は気づきませんでしたが」

―――ニョロニョロ

鍛冶屋「ん? 蛇か?」

兵士長「これを光と見間違えたか?」

鍛冶屋「いやいや、それはないだろ」

兵士「どこからか、迷い込んだんでしょうか?」

兵士長「そりゃあ蛇の一匹くらい紛れ込んでることはあるだろうな。 平原ど真ん中、国境の砦ともなれば」

鍛冶屋「塀の外に放り投げるか」

兵士「ですね。 実害は今のところありませんし、殺すというのも気が引けますね」

鍛冶屋「それか、今晩のメシに一品追加するか」

兵士長「そういうことなら、料理長に掛けあってくれ」




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
176Res/151.5 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice