過去ログ - 騎士「私のために剣を作れ」 鍛冶屋「いやだ」
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67:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2012/05/27(日) 00:14:27.27 ID:UbLpsofN0


兵士長「やった・・・・・・か?」

兵士「最初の爆発に始まり、あれだけの攻撃・・・・・・。 これなら・・・・・・」




キマイラ「ガ、ググ・・・・・・」



弓兵「う、動き出した!?」

砲撃手「生きてるぞ!!」

兵士「まさか、あの攻撃に耐えるなんて!?」

兵士長「くっ、駄目か・・・・・・いや、だがキマイラも相当弱っているはずだ!!」

キマイラ「グ、ガルゥ・・・・・・」




鍛冶屋「往生際が悪いぜニャンコロ!!」



―――その声と同時に、瓦礫の中から調理用の大型鉄板が上空に吹き飛び、下から鍛冶屋が金槌を振り上げながら飛び出した!!

兵士長「か、鍛冶屋!?」

―――鍛冶屋は金槌をキマイラの獅子の顔に叩きつけようと振り下ろす!!
 
   しかし、その攻撃は獅子の牙によって受け止められた!!

鍛冶屋「ま、マジかよ!?」

兵士長「鍛冶屋!! もういい!! 逃げろ!!」

兵士「鍛冶屋さん!! 早く逃げてください!!」

鍛冶屋「ん、んなこと言われても・・・・・・っ!?」

―――鍛冶屋は金槌を引き戻そうとするが、顎の力があまりに強く、引き戻せない!!

   キマイラは弱々しくその体躯を起き上がらせ、獅子の口の奥には、紅蓮の炎が宿り始める!!

兵士長「鍛冶屋!!」

兵士「鍛冶屋さん!!」






鍛冶屋「くそ、ダメか・・・・・・っ!?」






騎士「いや、よくぞ持ちこたえた」






―――砦内が絶望の下に静まり返ろうとしていた時、上空より、キマイラめがけてハヤブサの如く急降下してきた騎士が、動きの鈍くなった獲物の心臓をその巨体ごと、鍛冶屋より受け取った大剣で大地に縫いつけた!!

   その衝撃と急所を破壊された事により、キマイラは今度こそ、間違いなく生命活動を停止させた。



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