165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/31(木) 15:25:45.73 ID:WJwkyqSIo
昼休みになると、先輩が俺たちの教室までやってきて、新聞部の部室に誘った。
タカヤは俺よりも早く先輩に駆け寄った。女が苦手って話はどこにいったんだろう。
先輩の後ろにはもう一人の女の人の姿があった。見覚えはない。
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/31(木) 15:26:18.67 ID:WJwkyqSIo
幼馴染は幼馴染で、新聞部の部室に例の「みー」とかいう友達を連れてきていた。
俺、モス、タカヤ、幼馴染、先輩、タカヤ姉、みー。
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/31(木) 15:27:28.95 ID:WJwkyqSIo
その懸念は現実のものとなった。
タカヤは自分の姉を前にして、新しくあらわれた女子どころか、先輩とすらまともに話せなくなってしまった。
姉の方はと言えば、なんだか先輩と話したり、幼馴染と話したり、俺やモスに声をかけて質問してきたりとやりたい放題。
168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/31(木) 15:28:24.93 ID:WJwkyqSIo
「きみだよね、最近うちの弟と仲が良いっていう」
と、タカヤ姉は俺に向かっていった。
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/31(木) 15:29:07.80 ID:WJwkyqSIo
「で、そっちの子は……」
と、タカヤ姉は「みー」を指差す。このタイミングで話がわたしに飛ぶのか、とでも言いたげに彼女は動揺する。
幼馴染は「みー」の代わりに返事をするついでに、彼女を紹介した。
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/05/31(木) 15:29:44.43 ID:WJwkyqSIo
幸いタカヤの姉は、来るのは今日だけで、明日からは邪魔しない、と明言してくれた。
そのことはいくらか救いになったが、「みー」の第一印象が地味になってしまった感はぬぐえない。
つまり、これからタカヤの中で「みー」の存在を大きくしていくには、さらに面倒な手順が必要になってくる。
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/31(木) 15:30:15.77 ID:WJwkyqSIo
つづく
172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(東京都)[sage]
2012/05/31(木) 15:50:29.65 ID:adWsV7P7o
乙!
173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(埼玉県)[sage]
2012/05/31(木) 17:16:12.08 ID:pYSh9pgxo
おっぱい
174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/31(木) 17:48:01.64 ID:eXn/6cNIO
おっつん
175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/05/31(木) 18:12:35.47 ID:0JlrwY+IO
乙!
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