225:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:08:16.57 ID:ZDXFf4JAo
「いいよ。あんまり気にしてないから」
彼はたしかに言葉の通り、少しは気にしていそうな顔をしていた。
殴られなかった俺の左頬が微妙に居心地悪そうにしている。気のせいだけれど。
226:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:08:42.98 ID:ZDXFf4JAo
「俺のせい?」
「いや、なんというか、焦りすぎてたのかな、って気分になってきた。みんな思ったより必死なんだなって」
227:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:09:09.38 ID:ZDXFf4JAo
「ダメ?」
「いや、ダメとかダメじゃないとかの話じゃなく、何を言ってるんだ、お前は」
228:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:09:38.23 ID:ZDXFf4JAo
「とにかくお前と、ごちゃごちゃしたややこしいものがない関係になりたい」
「……それ、聞きようによっては危ない発言だからね」
229:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/03(日) 15:10:23.55 ID:ZDXFf4JAo
「なあ、俺からもひとつ頼みがあるんだ」
とタカヤは言った。
230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/03(日) 15:11:05.81 ID:ZDXFf4JAo
つづく
231:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2012/06/03(日) 15:19:25.25 ID:Nsc26VtDo
おっぱい
232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/06/03(日) 15:25:57.08 ID:xo3zeTTIO
おっつん
233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/04(月) 15:41:01.22 ID:zLN0eH15o
タカヤとしては、先輩と会い続ける口実がほしい。
けれどそのためには幼馴染がいる必要がある。
あくまでも先輩は、幼馴染の知り合いとしてタカヤに協力しているからだ。
234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/04(月) 15:41:30.13 ID:zLN0eH15o
「いやだ!」
と俺は答えた。タカヤは目を丸くした。
235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/04(月) 15:41:56.61 ID:zLN0eH15o
「やっぱり先輩のことが好きなの?」
俺は聞いた。彼は気まずげに腕を組む。
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