266:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/05(火) 14:47:03.91 ID:MUw0mT8io
「さて」
と俺が声を出して立ち上がろうとしたとき、不意に首筋に謎の感触が訪れた。
「うおっ」
とマヌケにも声をあげ、俺は立ち上がる。咄嗟に振り向くと、先輩が立っていた。
げっ、という顔を俺はした。したと思う。したはずだ。しただろう。たぶん幼馴染も。
「なに、その顔?」
彼女は挑発するように目を細めた。
妙な笑みを張り付けている。不機嫌そうな、不服そうな笑み。お前ら、よくもやってくれたな、と言いたげな。
俺の全身がこわばった。
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