過去ログ - 妹「なぜ触ったし」
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280:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:50:35.75 ID:Jic4PqMQo

 メールの続きを読む。

『ところで、今日どこか行きませんか? 暇です』

以下略



281:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:51:13.27 ID:Jic4PqMQo

『どこかってどこ』

『任せます』

以下略



282:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:52:01.00 ID:Jic4PqMQo

『女の子を寒空の下に放り出そうだなんて! ヾ(*`Д´*)ノ"』

 だから、なんだっていうんだ、この顔文字は。ていうか「女の子」って柄でもないだろう。
『歩くのめんどくさい』という本音が透けて見えるようだ。それなら、なぜどっか行こうなんて言い出すんだ。
以下略



283:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:52:40.80 ID:Jic4PqMQo

「なんで予測機能をオフにしてるんですか?」

 彼女はまっさきに、『めーる』という文字がなぜひらがなだったのかを訊いてきた。
 変なことを気にする奴だ。予測オフにしてるからだよ、と答えると、さっきの質問を投げてくる。
以下略



284:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:53:13.92 ID:Jic4PqMQo

「ていうか」

 と彼女は俺を見下ろす。

以下略



285:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:53:43.98 ID:Jic4PqMQo

「眠い」

 あくびがとまらない。寝不足というわけでもないのだが、土曜日は起きれないなぜなんだろう。

以下略



286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:54:11.51 ID:Jic4PqMQo

「どっか行きましょうよ」

 幼馴染はベッドに腰掛けて俺の身体を揺すった。

以下略



287:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:54:41.17 ID:Jic4PqMQo

「分かった」

 と俺は言う。彼女は少し意外そうな顔をしていた。

以下略



288:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:55:12.82 ID:Jic4PqMQo

 着替えて財布と携帯を持つ。家を出るとき妹に「どっか行くの?」と訊かれる。
 一応、会話の雰囲気は元通りになりはじめていた。まだ気まずいし、相変わらず妹は部屋に引っ込むことが多いけれど。

「コンビニ」
以下略



289:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:55:52.30 ID:Jic4PqMQo

「分かりました。おごってください」

「おご……まぁいいけど」

以下略



290:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/06(水) 13:56:34.62 ID:Jic4PqMQo

 家を出てコンビニに向かう。最後に行ったのは、先輩と会った夜か。
 よくよく考えれば、あのときの三人は先輩の友だちではなかったのだろうか?
 まぁ、他校の生徒とか、そういう付き合いなのかもしれないけど。

以下略



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