334:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/08(金) 16:21:37.17 ID:et/8nEeTo
「とにかく復讐だ!」
「具体的に何するんですか?」
「考えてない」
「無計画ですね」
幼馴染が溜め息をつくが、彼女だって具体的なことを考えずに俺に協力を迫ったはずだ。
自分を棚にあげるなんてなんて奴だ、と俺は自分を棚にあげる。
「フクシュウかぁ」
タカヤがぼんやりと声に出す。温和な印象のタカヤが言葉にすると、「復習」の方に聞こえた。
「上履きに画鋲とか?」
「それイジメ」
混同しちゃいけない。イジメを正当な復讐だと錯覚するのはよくできた自己欺瞞だ。
まぁどっちも良いことではないんだけど。
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