335:訂正 >>332と>>333の間[saga]
2012/06/08(金) 16:23:17.34 ID:et/8nEeTo
茶髪は窓際から嘲るように言った。
「あるわけねえだろ。あんなことでお前の生活に影響なんて出るかよ。自意識過剰だよ。誰もお前のことなんて気にしてねえよ」
「イラッ」
「いま声に出して言いましたね。「イラッ」って」
「言ったな」
俺以外の人間は妙に冷静である。幼馴染も幼馴染で、どうしてくだらないことには反応するんだ。
茶髪はこちらをちらりとも見ない。スマホをいじりながらにやにや顔である。エロサイトでも見てるのか。
対する俺はあくまでも余裕ありげに、紳士的に対応するのです。
「コホン。……えー、そこの染髪プリン氏。何か言いたいことがあるならはっきりと言ってくれないだろうか?」
「言ったじゃん。俺はお前が嫌いだって」
そういえばそうかもしれなかった。
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