378:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/10(日) 15:41:34.14 ID:+kD5xfkMo
「あーだりー」
タカヤに解放されてから、俺は大きく息を吐く。
「どうしたんだよ」
モスの質問に、俺はぼんやりと答えた。
「昨日の今日で、クラスメイトの視線がなんだか攻撃的だよ」
彼は、まぁしゃあないわなあ、とでも言いたげに溜め息をついた。なんだよそれは。
ちくしょう。あの茶髪野郎め。奴とはいずれしっかりとケリをつけなければなるまい。
俺の自尊心。俺の自意識。俺の方位磁針。打倒茶髪。取り戻すべき指向性。正常な学園生活。
どうでもいい。
そういえば、幼馴染の自尊心はどうなったのだろう?
現状進展はなし……いやむしろ悪化の一路?
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