470:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/14(木) 15:12:33.66 ID:mIB6jAMCo
幼馴染と別れて教室に戻ろうとした途中で、茶髪と遭遇する。
彼は特に何の感慨もなさそうに、こちらを見た。
なんだ、またこいつか、とでも言いたげな表情で。こちらにちょっかいを出そうとするふうでもなく。
すれ違って、彼はそのまま去っていこうとした。俺は不意に、自分がつけなければいけない決着について考えた。
「なあ」
と声を掛ける。茶髪はすぐに立ち止まった。
「お前はどうして俺が嫌いなんだ?」
彼は肩越しに振り向くと、さして面白くもなさそうに言った。
「逆恨み」
彼はつまらなそうな表情で言った。
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