558:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/06/18(月) 22:13:53.25 ID:dbwfJx5Ro
「それじゃ、帰ります」
幼馴染はこちらに背を向けた。迷わずに扉を開けてから、モスとタカヤが動き出さないことに気付く。
「どうしたんです?」
モスは妙な顔つきで首を振って、
「先に帰ってくれ。話したいことがあるから。タカヤも外に」
幼馴染は一瞬だけ怪訝そうな表情を浮かべたが、結局頷いて、部屋を出て行った。
タカヤは特に思うところもなさそうに部屋を出た。俺はなんだか緊張した。
二人きりになると、途端に部屋に沈黙が下りた。俺は何を言えばいいのか分からない。
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