795:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/01(日) 17:23:47.46 ID:3WNZ2/ouo
ぽつりと、幼馴染が声を漏らした。
「どうせ……」
独り言のように言う。その言葉には何かが続いていたが、俺には聞き取れなかった。
「なに?」
「いえ、べつに」
拗ねたような、諦めたような顔だった。妙に気にかかる。
俺は空気を変えようと思い、場違いに明るい声を出した。
「喉乾いたな」
「……そうですか?」
俺は溜め息をつく。
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