875:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/06(金) 16:36:55.89 ID:EKbxSuz2o
俺はゆっくりと説明を始めた。今日起こったことのすべて。
でも話してみれば話してみるほど、起こったことは実に単純なことばかりに思えた。
モスは黙って俺の話を聞いていた。聞けば聞くほど黙り込んでいった。
そして俺の話を聞き終えると、
「で、お前はどうしたいんだ?」
と言った。
俺は戸惑う。
「どうしたいって、俺にどうできるって言うんだよ」
俺は拗ねたように言う。まさか、中学の時にアキにしたことを、幼馴染に対して繰り返せと言いたいわけではないだろう。
「どうできるかなんてどうでもいいだろ。まず、お前がどうしたいかだ」
俺にはそのことがどうでもいいこととは思えなかったけれど、仕方なく考えた。
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