過去ログ - 妹「なぜ触ったし」
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972:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:08:59.95 ID:00tcio17o

「で、だ」

「まだあるの?」

以下略



973:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:09:44.19 ID:00tcio17o

 一瞬後、

「は」

以下略



974:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:10:13.49 ID:00tcio17o

「……意味が分からない」

 二回言った。

以下略



975:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:10:59.70 ID:00tcio17o

「なにそれ」

 ……いや、うん。
 しかたない。とりあえず今は、それが正直な気持ちなのだ。
以下略



976:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:11:25.94 ID:00tcio17o

「別に嫌じゃないかも」

「……ああ?」

以下略



977:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:12:00.75 ID:00tcio17o

「そりゃ、兄さんが他の女の人にも手を出すって言うならいやだけど」

 すっかり恋人みたいな言い草だ。……俺が言うことじゃないか。

以下略



978:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:13:00.34 ID:00tcio17o

「まぁ、あの人の方の気持ちもあるけど」

『わたしとしては一向にかまわないんだけどね』とでも言いたげだった。
 
以下略



979:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:13:28.90 ID:00tcio17o

「じゃあ、今は保留でいいじゃん」

 と妹は言った。

以下略



980:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:14:10.63 ID:00tcio17o

「ねえ、兄さん。わたしは兄さんがどんな選択をしようと受け入れてあげる。わたしを選ばないとき以外は」

 ……それ、受け入れてないじゃん。「どんな選択でも」じゃないじゃん。
 つまり、仮に二股しようが許す、って言ってるのか?
以下略



981:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/07/12(木) 16:14:50.78 ID:00tcio17o

 彼女の言葉を訊いていると、考えるのをやめてしまいたくなる。
 もう甘えていいんじゃないかという気がする。

 世間体なんて、守った方が生きていくために便利というだけだ。世間体のために生きているわけじゃない。
以下略



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